本日付の日経新聞一面に「日本版HIA」で、複数の本邦主要企業が海外留保利益の本国送金を増加させる計画であると報じられている。
こうしたフローは総額で4兆円程度に達する可能性があると言われているが、4月の税制改正後の当該フローは6月までで0.9兆円程度にとどまっている。海外からの還流が一時的に集中すれば為替相場への影響は大きい。
四半期末月に増加する傾向があることから、中間期末でもある9月には海外留保利益の本国送金が増加し、円高要因となる可能性。
金は、NYの三角ペナント上放れ期待から買い方針としているが、国内の2823円割れの三尊天井には注意したい。

白金は、南アフリカ情勢で2日目に入ったストライキやアクエリアス・プラチナム社でもストライキが発生した事など支援要因はあったが、ドル高要因と今回のストライキが、労使交渉合意後の労働者単独のストライキであり、短命で終わる可能性が高いと見られ、戻りの利食いが多く見られ軟調な展開となった。また26日に労組のNUM側が労働者側とスト中止に向けた会合が行われる予定であり、買い続ける要因としてはインパクトに欠ける。
チャートからは目先、3600円までの下げがありそう。

豊作での3ドル割れの懸念と気温低下からの成熟遅れと早霜懸念の間で方向を見つけたいところ。東京市場は24日の高値は抜いているが終値で10円及ばず、大豆はやはり24日の高値終値に並ぶが抜けずとまだ力のないところ。早霜懸念があることで一気に3ドルに向かうようなことはないと思われ、押しても深い相場ではない。押し目買い継続。原油の下げに反応するところも出るでしょうが、仮に原油安で下げた場面があれば拾いたい。小麦が安値から切り返し始めたことは支援材料になってくる。

大豆は過去最高の生産高になりそうなことと、気温の低下での生育遅れ、早霜懸念との狭間で次の動きを探っている。気になるのは、一目の転換線と基準線が逆転したこと。それでも981セントを割り込まない限り強気で捉えたい。本日発表の6-10日間予報でも気温の低下は変わらず。押し目買い継続。

NY寄り付きから70.67ドルまで下値をつけるが、EIA在庫統計にて20万バレルの増加が示された直後には吹き上げる場面もあったがすぐに失速。安値は70.73ドル止まりでその後は横ばいでの動き。製油所稼働率は0.09%上昇。在庫増で70ドル割れの懸念もあったが大きな材料にならず方向性が出ていない。株価・ドルの動きに左右される展開に戻るか。東京市場は昨日の新甫発会でギャップを空けて寄り付いたが、夜間立会でギャップ埋めが終わると下値を追いかける展開。ガソリン先限49300円割れで終わるようであれば足型がかぶせ線になり弱気。NY原油の70ドルが焦点。
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